【登壇】大学非常勤講師として講義を行いました!

  • 6月 14 2024
  • Ibuki SUEMITSU FERREIRA
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大阪歯科大学非常勤講師として国際医療保健論の講義にて、外国人医療についてお話しました!

 

 

株式会社barca 代表取締役の末光フェレイラ伊芙季は、今年度より大阪歯科大学の非常勤講師を拝命し、国際医療保健論の講義にて「国内の外国人医療の現状と課題」についてお話しました。


講義では「国内における外国人患者受入れの現状と課題」と題して、国内における外国人人口及びインバウンド需要の変化、医療現場における「外国人患者」の特徴や課題、政府対策の変遷、コロナ前後における変化や関係情報などについてお話いたしました。


末光はもともと看護師であるという経験や、外国人の家族を持つ日本人としての経験も活かし、「実際の現場はどうなっているのか」についてもお話させて頂きました。

【一部講義内容の抜粋】

・在留外国人が増えるのは大きく分けて ①政府の方針 ②自然発生 が要因になっている
・ここ10年で在留外国人の数が増えただけでなく、属性や出身国も変化してきている
・技能実習制度の変遷とこれから
・在留外国人とインバウンド客では困りごとの種類が違う
・在留期間の長さと病院受診への難しさは比例しない
・政府各省庁から外国人患者受入れ環境整備に関する取り組みがなされている

 

講義の後半では、「外国人医療にまつわるマイクロディベート」として
・医療通訳は誰のためのものなのか
・インバウンド観光客等、自由診療の患者については医療費を2-3倍にすべきか
について2グループに分かれて、実際のニュース等も交えながら意見交換を行いました。

講義を受けた学生からは
・外国人患者さんが抱えている課題をリアルに知ることができた
・外国人患者さんが増えていることは臨床で感じていたが、まだまだ実際の現場での対応と施策に乖離があることがわかった
・対応が難しいと思っていたが、活用できるサービスが多くあることを知った
など新たな気づきがあった様子でした。

昨年に引き続き2度目の講義となりましたが、今年度は留学生の参加もあり、国内の様子と外国人からみた日本の医療現場の違いを実際の声を反映しながら比較し、あっというまの90分でより学びの深まる時間となりました。


 


Von Voyage !!





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