Blog Details

W大阪による多様性を考えるトークイベント「WHATSHE SAID」にてファシリテーターをつとめました！

公益財団法人 大阪産業局 女性起業家応援プロジェクト&ネットワーク事務局「DISCOVERMYSELF」とW大阪が共催するイベント、「WHAT SHE SAID」にて弊社 代表取締役 末光 フェレイラ 伊芙季がファシリテーターをつとめました。

イベント概要

開催日： 2023年3月5日(日)
開催時間：14:00～15:30
開催場所：W大阪     大阪府大阪市中央区南船場4-1-3  Grate Room (2F)
主催：​​公益財団法人大阪産業局、W大阪
共催：経済産業省近畿経済産業局
後援：在大阪・神戸米国総領事館
公式WEB：https://discovermyself.jp/w-osaka_2022/

◆スケジュール
14:00　挨拶    近藤 豪氏（W大阪 総支配人）
14:10　オープニングメッセージ    リチャード・メイ・ジュニア氏（在大阪・神戸米国総領事館 総領事）
14:20　ゲストスピーチ「世界から見た日本のDiversity」   平原 依文氏（HI合同会社 代表)
14:50　パネルディスカッション「これからのダイバーシティとは」
    ▼パネリスト
      平山景子（エスジェイ・モバイルラボジャパン株式会社 CMO）
      ナゲシ・スネハ（株式会社MonotaRO 海外事業部門 海外事業戦略担当）
      住友桂花（JWマリオット・ホテル奈良 人事開発部長）
      横山絵理子（W大阪 副総支配人）
    ▼ファシリテーター
      末光フェレイラ伊芙季（株式会社barca 代表取締役）
15:25    クロージング挨拶　井本達也（公益財団法人大阪産業局フェロー/総合プロデューサー）

イベント内容

イベントは、在大阪・神戸米国総領事館 総領事 リチャード・メイ・ジュニア氏によるオープニングメッセージからスタート。W大阪総支配人 近藤豪氏による開会あいさつの後にゲストスピーカーとして登壇したのは、「Forbes JAPAN」の2021年度「今年の顔 100人」にも選出された平原依文氏。小学2年生から単身で中国、カナダ、メキシコ、スペインに留学を経験された平原さんの実体験を交えたプレゼンテーションに会場全体が聞き入りました。



「社会の境界線を溶かす」ことをミッションに掲げる平原氏の言葉のひとつひとつは、様々な国で、異なるバックグラウンドをもつ人々と接してくる中で感じてきた苦労、乗り越えてきた困難の数々、そしてそこから生まれた強さを感じる言葉でした。
その中でも「DIVERSITY is a fact, INCLUSION is an act.（多様性は事実であり、インクルージョンはアクションである）」という言葉は、まだまだ「多様性」という表面的な事実が重要視されがちな日本において、とても重要なメッセージであるように感じました。

パネルディスカッション

イベント後半のパネルディスカッションでは、「女性のエンパワーメントと国際人材の活躍」をテーマに、外資系企業で働いた経験をもつ日本人女性や、日本企業で働く外国人女性が登壇し、「人材不足」が課題となる日本においてこれから益々必要性の高まる女性や外国人財の活躍・活用についてそれぞれの経験から、熱いディスカッションが交わされました。



ディスカッションの中では、日本人と外国人で言葉での表現方法が異なること（日本人はハイコンテクストな表現をする傾向にある）や、議論の際にHowを求める日本人とWhyを求める外国人の話といったコミュニケーションに関わる話から、様々なバックグラウンドをもつ人同士で協働するなかでの苦労・工夫なども話されました。

「多様性」という言葉をよく耳にするようになりましたが、大事なことは「日本人」「外国人」といった境界線を作る前に、目の前のその人自身に興味・関心をもち、対話をすることである、と改めて感じるイベントとなりました。

イベント開催プレスリリース：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001298.000011305.html

株式会社barcaでは、日本に住む外国人に寄り添うサービス開発はもちろん、外国人と共生する上で日本人に必要なマインドやコミュニケーションについての研修も行っています。「女性活躍」「ダイバーシティ推進」「DE&I」「異文化コミュニケーション」「外国人受け入れ対応研修」などお客さまの様々なお悩み・ニーズに応じたセミナーをご用意しております。まずは、フォームにてお気軽にご相談ください。